腕時計の取扱の注意

リューズ操作

リューズは腕時計内部の機械(ムーブメント)と外界をつなぐ大切な役割をもっています。無理やりおしこんだり、引っこ抜いたり、乱雑に回したりは絶対にダメ。回すときはゆっくりと、押し込んだり、引いたりは確実に。出来る限り一方向に回しましょう。

裏ぶたの開閉

裏蓋は自分で開けないようにしましょう。防水に重大な役割をはたすパッキンがきっちりはまらなくなったり、機械内部にホコリが入って故障の原因となります。 また、裏蓋が厳重にしまっているため、工具の使い方を誤れば時計本体にキズがついてしまう事になりかねません。 電池切れや汚れ取りなど、腕に覚えがあってもメーカーや時計店へ依頼しましょう。裏蓋を開けると、防水性能の低減、メーカー保証対象外は避けられませんので・・・。

スポーツでの使用

腕時計は基本的に運動との相性は×。G-SHOCKのようなスポーツウォッチならまだしも、通常の腕時計はスポーツをするときには外しておくのが原則。ゴルフのスイング時のインパクトで、針が飛んだなんて話を聞いたこともあります。

機械式時計

ぜんまいで動く機械式腕時計はことさらに注意が必要。

リューズは早回し、逆回し厳禁。
カレンダーボタンはゆっくり確実に。
過度な振動、衝撃は与えない。
定期的にオーバーホール(分解洗浄)。

以上を心がけて長く付き合っていきましょう。

防水時計

腕時計の仕様について非常に勘違いの多い(分かりにくい)のが防水性能。10気圧防水=100mまでは潜っても大丈夫という意味ではありません。

○気圧防水は、あくまで静止状態での耐圧に基づく表記なので、例えば蛇口の真下において勢いよく水をかけると、潜らなくとも10気圧程度の圧力はかかる事になります。 5気圧防水だからといって、気にせずに手を洗っていると浸水する事もあります。20気圧防水でやっと水泳が出来るレベルです。

おおまかに区分すると 防水性能なし 日常生活防水=3気圧防水 日常生活強化防水=5気圧〜20気圧防水 となります。

ネットショップなどで”ダイバーズ”と銘打たれているモデルであっても、時計の機能、形状(逆回転防止ベゼルやインデックス)からキャッチコピーに使用されているケースもあるようなので確認が必要です。 腕時計をつけたまま水に入る場合は、必ず潜水用防水時計を選びましょう。

職業や趣味で潜水される方はともかく、日常生活で腕時計を使われる方は、防水の有無にかかわらず「水は避ける」としておくのが無難でしょう。 裏蓋からの浸水のほかにも、リューズの締め忘れによる浸水も多いですので、十分ご注意ください。 くれぐれも「腕時計と水の相性は悪い」事をお忘れなく・・・。