腕時計の豆知識

腕時計の時間がずれる(クォーツ編)

クォーツムーブメントクォーツ時計はリューズを引いた状態では、時刻が止まります。中途半端なポジションになっていないか、念のため押し込んでみましょう。 電池が摩耗している可能性もあります。新品で買った時計であっても、店舗の在庫期間分は電池が摩耗しておりますので、すぐになくなる事があります。(初期電池はあくまでサービス品というケースが多いですが、購入後すぐに電池切れとなった場合は、サービスで交換してもらえる場合もありますので、購入店に問合せてみましょう。) 上記のどちらでもない場合は不具合の可能性大、修理を依頼しましょう。

腕時計の時間がずれる(機械式編)

自動巻きムーブメント腕時計のまつわる全てのクレームの中で最も多い勘違いがこれ!

自動巻き腕時計は、腕の動きや着用時の姿勢によってローターといわれる半円形の重りが動き、内部のゼンマイを巻き上げます。ゼンマイはもちろん巻き上げがなくなれば止まりますので、着用せずにしばらく置いておくと、止まります。 インターネットで買った腕時計が、到着時は止まっていてもそれはゼンマイが無くなったことが原因で、なにも問題はありません。すぐに止まるというのも、この巻き上げの量が足りていない事がほとんどです。

ゼンマイを巻き上げる方法は簡単、身に付けて過ごすだけ。 もちろんデスクワークや就寝時など、あまり動きがない状態では巻き上げが十分に行われませんが、普段通りに動いていればまず問題ないでしょう。

着用時間が短かったり、あまり動かず、巻き上げが足りないという場合に、手巻き機能の登場です。 手巻きとは読んで字の如く、「ゼンマイを手で巻き上げる方式」なのですが、こちらはリューズを奥方向に回していく事によって内部のゼンマイを巻き上げていきます。
巻き上げながら耳を近付けるとジィーという巻き上げ音を聞く事ができるでしょう。ただ、手巻き機能はどの腕時計にも付いているわけではなく、自動巻きでしか巻き上げられないものもあります。

手巻きムーブメント こちらが手巻専用の手巻き腕時計のムーブメント。半円形のローターがないのが分かります。 リューズも巻き上げやすいような形になっているのが特徴です。

なお、機械式時計はクォーツとは違い、完全なアナログ時計なので、1日30-60秒くらいの誤差は正常です。(誤差の許容規定は取扱説明書に書いてあるかもしれません。) 機能的にみればクォーツ時計の方が優れているといえますが、それでもなお、腕時計好きの心を掴んでやまないのは、職人の伝統芸が感じられるからでしょうか・・・。

腕時計の姿勢差について 機械式の腕時計は、繊細な機構ですので、時計の向きを変えるだけで、重力の影響を受けて、日差が変化します。 一般に平置きと呼ばれる文字盤を上に向けた状態で調整されているケースが多く、逆に裏置きとよばれる文字盤を下に向けた状態で、誤差がもっとも大きくなります。平均月差といえば、複数の姿勢差で計測した日差を平均して算出されている場合が多いです。時差を少なくするためには、机上に外している時などは、平置きで保管しておけば間違いありません。

腕時計の磁気帯びについて 携帯電話をはじめとする電磁波を発信する機器が多く存在する現代。腕時計は精密機器ですので、磁気を帯びると、時間に狂いが生じるにようになります。完全に遮断する、というのは難しいかと思いますが、せめてTVや電子レンジの上には保管しないように気をつけましょう。メーカーによっては、磁気帯びによる故障を保証対象外としている場合もあります。